続・わかりやすいパターン認識 ひとり読書会 12
今回は演習問題12.6の解答の続きです。今回でクラスタリング法1についての考察は最終回となります。
続パタ読書会 1:ディリクレ過程混合モデル
続パタ読書会 2:ディリクレ過程混合モデルのアルゴリズム
続パタ読書会 3:実験
続パタ読書会 4:実装
続パタ読書会 5:事前確率P(s)の妥当性 1
続パタ読書会 6:事前確率P(s)の妥当性 2
続パタ読書会 7:ベル数 1
続パタ読書会 8:ベル数 2
続パタ読書会 9:P(s_k|x_k, s_-k, θ)の導出
続パタ読書会 10:演習問題12.5の計算
続パタ読書会 11:演習問題12.6の計算 1
続パタ読書会 12:演習問題12.6の計算 2
演習問題12.6の計算 2
の導出第二回目です。今回はの計算から始め導出完了までもっていきます。
導出の続き
ここまでですでに正規分布型は形が整いましたのでに絞ってウィシャート分布型を目指して計算していきます。まずは以下のような式だったことを思い出します。
二番目の項に限定して計算していくと
となるので
となります。ここで
と置きました。はすでにまとまっていますのでに絞って変形していくと
となり
とまとめられます。ここで最後の式の初めの二項はスカラーのためでも同じ値なので
となります。ただし
です。これでウィシャート分布型もまとまりましたので全体をまとめると
となります。よって最初の式を思い出すと
となります。右辺は正規ウィシャート型ですので正規化項を計算するまでもなく
となり、導出が出来ました。
またしばらくしたらクラスタリング法2及びIRMについての考察もしていきたいと思いますが、ここまででクラスタリング法1の考察は一通り終わりにしようと思います。
続パタ読書会 1:ディリクレ過程混合モデル
続パタ読書会 2:ディリクレ過程混合モデルのアルゴリズム
続パタ読書会 3:実験
続パタ読書会 4:実装
続パタ読書会 5:事前確率P(s)の妥当性 1
続パタ読書会 6:事前確率P(s)の妥当性 2
続パタ読書会 7:ベル数 1
続パタ読書会 8:ベル数 2
続パタ読書会 9:P(s_k|x_k, s_-k, θ)の導出
続パタ読書会 10:演習問題12.5の計算
続パタ読書会 11:演習問題12.6の計算 1
続パタ読書会 12:演習問題12.6の計算 2